ポケモンGOは地方の集客に本当に期待できるのか?

こんにちわ!

ヤマケンです。今日はこのブログに来ていただきありがとうございます!

ポケモンGOは外を出歩くという特徴から集客に効果があるのではないかと期待されていますよね。

実際、アメリカのピザ屋ではお店自体がポケストップになっていたため、ルアーというポケモンが出やすくなるアイテムを使用したところ売り上げが上がったという事例が報告されています。

しかし、一方でただ人が集まるだけでなんの経済効果も出ない、というパターンもあるようです。ポケモンGOははたして本当に集客効果があるのでしょうか。

 

ポケモンGOと相性がいい場所と相性が悪い場所がある

ポケモンGOとの相性を考えなければ集客には成功しないと僕は思います。

ポケモンGOは、ポケストップというゲーム内に設定されたポイントのまわりにポケモンが出没しやすいです。

ポケストップは、観光地に非常に多く設定されています。観光地に多いという事は、そういった場所にある温泉宿やアミューズメントパークにポケモンGOでお客さんがたくさん来るだろうと期待できそうですよね。

しかし実際は温泉宿やアミューズメントパークは、ポケモンGOと相性が悪いため売り上げが上がるという事は考えにくいです。ポケモンGOを遊ぶ人はポケモンを集めたいがためにやってくるわけであって、わざわざ温泉宿に泊まることもありません。また、ゲームを遊んでいるわけですからアミューズメントパークで遊ぶという事は考えにくいわけです。

実際、地方の観光協会はポケモンGOの集客効果に疑問を抱いているようです。

地方「ポケモンGO、ただただ迷惑…人増えても金落とさず」

横浜駅から歩いて数分のところにあるラウンドワン前では、ポケモンGOを遊ぶ人でごったかえしていました。ラウンドワン周辺には数多くのポケストップが設定されていたのです。しかし、ポケモンGOを遊ぶ人々はラウンドワンには入ろうとはしていませんでした。

当然ですよね。ポケモンGOを遊んでるわけで、アミューズメント施設であるラウンドワンにわざわざ入ろうとは考えないわけです。

ポケモンGOと相性が良い場所とは?

ポケモンGOの集客効果に疑問を感じている人がいる一方、上述のようにアメリカのピザ屋では売り上げがアップしたという事例がります。また、ポケモンGOと業務提携した日本マクドナルドの7月の売り上げが前年比の26%も上昇したというデータがあります。ポケモンGOって7月の第3週にリリースされたので、実質1週間でマクドナルドの売り上げを向上させたことになります。これは驚異的ですね。

ピザ屋とマクドナルドには共通点があります。そう、飲食店であること。

ピザもマクドナルドも持ち帰りができるため、ポケモンGOをやるついでに買っちゃおうかなと手軽に購入できます。この手軽さが売り上げを向上させた秘訣かなと思います。

ポケモンを捕まえるのが主目的ですから、その主目的が阻害されるようなもの(遊ぶ時間が大幅に削られる、お金がかなりかかる)がある場合は、お金を落とさないと思うんですよね。特にポケモンGOを遊ぶ時間が削られる場合は、そこにお金を払おうとは思いません。

ピザ屋やマクドナルドのように、ゲームをやるついでに寄れて手軽に楽しめるという要素がないとポケモンGOを利用して売り上げを向上させるのは難しいだろうなと思います。

まとめ

今回はポケモンGOで地方に集客ができるのかどうか考察してみました。なかなか難しい問題だと思います。いかにポケモンGOとマッチングしたサービスを提供できるかどうかがカギなんだと思います。

それでは今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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