こんにちわ!ヤマケンです。
今日はこのブログに来ていただきありがとうございます。
クリスマスツリーの飾りは様々なものがありますが、ツリーのてっぺんに星をつけることが多いですよね。なぜクリスマスツリーに星のかざりをつけるのか気にしたことはありませんか?
クリスマスツリーの星の飾りには意外と深いエピソードが込められています。今回はツリーに飾る星のエピソードについて記事を書いていきます。
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クリスマスツリーの星には「トップスター」「ベツレヘムの星」の意味がある。
クリスマスツリーの星は「トップスター」あるいは「ベツレヘムの星」という意味があります。神の子であるイエスがマリアから誕生した日の夜、夜空に他の星よりもはるかに強烈に輝く星がありました。キリスト教の伝承では、その星はイエスが人の世に誕生したことを知らせるものだったとされています。
この光り輝く星を「ベツレヘムの星」と呼び、英語では「トップスター」と呼ぶようになったのです。
ベツレヘムからはるか東にいた三博士と呼ばれる人々が、この光り輝く星を見て「なにかただ事ではないことがおきている」と感じ取り、星がベツレヘムまで訪れてキリストの誕生を祝ったと言われています。
ベツレヘムとは
ベツヘレムとはイエスキリストが誕生した土地のこと。ヘブライ語で「パンの家という意味があり、現代ヘブライ語で発音するならベイト・レヘム。ベツレヘムは古い言い方なんですね。
キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の聖地であるエルサレムの南部に隣接する町で、現在は約2万5千人が暮らしています。キリスト教の聖地ではありますがムスリム(イスラム教徒)が人口の過半数を占めています。
ベツレヘムはキリストの生誕地というだけあって、世界最古のキリスト教団体が誕生した地です。また、キリスト教の母体となったユダヤ教ではダビデの街といわれています。ダビデとは古代イスラエルの王で、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教で重要な人物とされています。
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東方の三博士とは
三博士というのは、正式な名称ではありません。聖書には「ベツレヘムの東方に住む三人の占星術師がキリストのもとに訪れた」としか記述がなく名前や年齢など一切不明で描かれています。実は博士ではなく占い師として、聖書に登場しているわけですが、後世のヨーロッパで三博士という名称でよばれるようになりました。
三人は今まで見たこともない強烈な光を見て「ついに救世主がお生まれになった」と感じ取り、救世主の誕生にたちあうべくイエスのもとにたどり着いたとされています。イエスキリストが誕生した当時、ユダヤ人はユダヤ教を信じていました。ユダヤ教の伝説では、神がこの地上に救世主をむかわせるといわれていました。その救世主こそがイエスキリストだったのです。
上述のように3人の名前は聖書中にはなく、キリスト誕生のエピソード以外には登場してきません。後世のヨーロッパでは三人のことを三博士という名称でよぶとともに、メルキオール、バルタザール、ガスパールの名前が3人それぞれにつけられました。年齢もそれぞれ違い、メルキオールが青年の賢者、バルタザールが壮年の賢者、ガスパールが老年の賢者とされています。
ちなみに、上記の名前はヨーロッパのみでよばれており、シリアではラルヴァンダード、ホルミスダス、グシュナサフと呼ばれています。エチオピアではホル、カルスダン、バサナテルと呼ばれています。
ベツレヘムの星は実際に存在したのか
イエスが誕生したときに光輝いた星について、様々な説があります。「架空の星説」「流星星」「星の爆発説」などなど。現代の天文学ではベツレヘムの星が実際にあったのか特定するのが難しいです。2000年前もの話ですからね。
本当にあったのであれば、超新星とイエスの誕生が偶然重なった可能性があります。
超新星とは、太陽のような恒星が寿命を終え大爆発する現象を指します。太陽のような恒星が大爆発するわけですから、その輝きはまわりの星と比較すると相当強烈な光になります。
ただ超新星がおこったのならば、同時期に世界中で観測され記録されるのですが、イエス誕生と同時期の忠告などでは記録がされていません。1つの超新星爆発の輝きはどこでも観測されます。どこの国・地域でも超新星爆発は吉兆のあらわれだとされ、記録されるのです。
しかし、ベツレヘムの星になったと考えられる超新星爆発は聖書にしか記録されていないのです。本当にベツレヘムの星が存在したのか疑わしくなってきましたね。
まとめ
クリスマスツリーの星はベツレヘムの星をモチーフにしています。このベツレヘムの星が実在したのかどうかは、残念ながら特定することができません。
いやーしかしただの星の飾りだとおもっていましたが、意外と深いエピソードがあることに驚きです。クリスムスも近くなってきたので、クリスマス関連の記事をまた書いていきたいと思います。
それでは今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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