こんにちわ!ヤマケンです。
今日はこのブログに来ていただきありがとうございます!
2016年7月にシンゴジラが公開予定ですね。おい、庵野エヴァはどうした東宝も庵野監督も熱意をもって誠意制作中とのことなので公開まで非常に楽しみですね。
シンゴジラのデザインは初代ゴジラのデザインに近く原点回帰かつ真のゴジラを制作するという意気込みが伝わってくるデザインですね。
今回のシンゴジラの監督を務める庵野秀明。エヴァの監督でおなじみであり近年ではジブリ映画の「風立ちぬ」で主役の声優も務めたのでアニメ制作者の中でも有名な部類の監督だと思います。
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■なぜエヴァの監督がゴジラの制作に携わるのか?
庵野監督は1960年5月22日に山口県宇部市に誕生。中学生の頃に宇宙戦艦ヤマトのテレビ版を見たのがきっかけでオタクの道を進むようになります。代表作は新世紀エヴァンゲリオンの他、ふしぎの海のナディア、実写版キューティーハニー(2004年版)、作画スタッフとしては王立宇宙軍オネアミスの翼、トップをねらえ!、風の谷のナウシカ、火垂るの墓(戦艦の作画のみ)、劇場版超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか、メガゾーン23などなど。
多くのアニメ作品や実写作品に携わってきました。しかしその庵野監督になぜゴジラの制作を行うのでしょうか?
話によればシンゴジラ制作の話をもちかけたのは東宝で庵野監督はエヴァ制作があるため最初は断ったそうです。しかし東宝からの熱意に負けシンゴジラの監督を引き受けたようです。
■なぜ東宝は熱意をもって庵野監督にオファーをだしたのか?
庵野秀明監督はアニメや実写作品に多く携わっており、いわば映像作品の現場に長年携わってきました。
作品作りのプロといっていいでしょう。しかし、作品作りのプロというならば他にもいます。
怪獣特撮作品の「プロ」といえばゴジラ2000(ミレニアム)を監督した大河原孝夫氏もいまだ現役です。
マニアックな名前が出てしまいましたが、庵野監督よりも長年怪獣特撮に携わっている人っているわけですよ。それなのになぜあえて庵野秀明なのか。なぜ庵野はエヴァそっちのけなのか。
東宝からオファーがあること以上の情報は無いので明確な理由は不明です。あくまで僕の推測なのですが東宝は今までにない、特撮監督の経験はないけど特撮大好きな大物に監督をしてもらうことで新生ゴジラの誕生を狙っているのではないでしょうか。
シンゴジラの「シン」は神・真・新の意味が込められているようで、新生ゴジラの誕生を狙っていることは間違いないです。
そして庵野秀明は特撮監督の経験はほぼ無いに等しいけど、特撮大好き人間なので特撮の造形・撮影にはかなり精通しています。東宝としてはオファーを出すのにぴったりな人物だったのではないでしょうか。
■庵野秀明の特撮愛と遍歴
ここで庵野秀明がどれほど特撮が好きなのか書いていこうと思います。
庵野監督は2002年に漫画家の安野モヨコと結婚しました。庵野監督が41歳、安野モヨコが30歳の時に結婚したので11歳差カップルですね。仲人を務めたのは庵野監督の師ともいうべき存在・宮崎駿。
で、妻である安野モヨコは庵野監督との夫婦生活を紹介したエッセイ漫画(タイトルは監督不行き届き)を書いています。
その漫画によれば庵野監督は鏡の前で昭和の特撮ミラーマンの変身ポーズの練習をしているようです。おちゃめな40代のおじさんですね☆
庵野監督の特撮愛あふれるエピソードはまだまだあります。棚を購入しようと家具屋にいったときに棚の大きさを1KRという長さの単位ではかったそうです。1KRという単位知ってましたか?1KRは1仮面ライダーの略で仮面ライダー1号フィギュア一体あたりの底辺の長さ(38㎝)を1KRと言っているのです。
そもそもその棚は仮面ライダーはじめ多くのフィギュアを置くために購入しようとしていました。1KRなら仮面ライダー1体、2KRなら仮面ライダー二体がおけるというわけです。KRで合計何体のフィギュアがおけるか計算するなんてガッチガチの特撮オタクじゃねーか素晴らしい特撮愛だと思います。
「帰ってきたウルトラマン」のウルトラマンジャックはウルトラブレスレットというアイテムを装着しているのですがそれを再現したブレスレット(14万円)を購入したこともあるようですよ。
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以下、漫画内で描かれた特撮オタク・庵野秀明のエピソードをざっくり紹介していきます。
○毎週日曜は朝7時25分に起床。もちろん仮面ライダーと戦隊物(当時は忍風戦隊ハリケンジャー)をみるためです。
○渋谷丸井で試着のたびにウルトラマンポーズをとる。
○いつも家にばかりいるのでお出かけ。行ったのは仮面ライダー撮影の聖地・猿島。
○買い物に行った時、妻の安野モヨコが谷村新司を偶然発見し興奮。しかし庵野秀明は谷村新司がわからなかった。しかしたまたま入ったBARで「帰ってきたウルトラマン」に出演していた西田健さんという役者がいて、西田健さんのことは一発でわかった。
○自身の結婚式で仮面ライダースーツを着て出ようとした。もちろん嫁により阻止された。
いやー多いですね。ここまで書けちゃう僕も相当な庵野オタクだと思いますよ。えぇ。
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■学生時代はアマチュアなのにすごい特撮作品をつくっていた
庵野監督の特撮愛エピソードはまだまだあります。
庵野監督は二十歳前後の頃は大阪芸術大学に通っていました。庵野監督が通っていた学科にはオタクが多く未来のアニメーターや特撮監督を目指している人達が多かったです。そんな同じ趣味を持つ仲間で制作した特撮作品があります。
タイトルは愛国戦士大日本。
北からの侵略者「レッドベアー」は日本を侵略せんと日夜暗躍していた。そのレッドベアーを守るため5人の戦士愛国戦士大日本の活躍を描いた特撮作品です。一話限り、15分作品。
レッドベアーとは当時のソ連をパロっています。ソ連は当時赤い国旗で、レッドベアーの名前は赤い国旗からきています。レッドベアーの目的は資本主義である日本を赤に染める(=共産主義社会に変える)ことです。
冷戦当時に資本主義と共産主義の対立をパロったある意味やばい作品を制作しています。YouTubeで愛国戦士大日本と検索すれば動画がでてくるので興味ある人は検索してみるといいでしょう。
もう1つ制作した特撮作品があります。タイトルは帰ってきたウルトラマン。
皆さんがしっている帰ってきたウルトラマンではありません。本家の帰ってきたウルトラマンは1970年制作ですが庵野秀明が制作に携わったのは1983年頃の話です。
庵野監督自身が赤と銀のウインドパーカーを着てウルトラマンを演じるというめっちゃシュールな特撮です。ウルトラマンに変身する前の人間役というわけではないですよ。庵野秀明自身がウルトラマンで手からスペシウム光線出します。声はもちろん「デュワッ!」「ジュワッチ!」
ウルトラマンの動きを完コピした庵野秀明が非常に見物なのでこちらもぜひ動画を探してみてください。ニコニコ動画におそらくアップロードされているはずです。
■新エヴァはどうなるのか?
庵野秀明がいかに特撮オタクなのかが上記でわかったと思います。特撮に力を入れるのもいいのですが新エヴァはどうなるのでしょうか?
エヴァ破、エヴァQの後にうつ病になっていたという庵野監督。97年当時も鬱になってましたがはたして庵野秀明の鬱は完治するのでしょうか。
鬱の影響とシンゴジラ監督が重なり新エヴァの制作は遅れているようです。現在いまだ未定。2016年正月に新エヴァの偽予告がYouTubeに流れ問題になりましたね。早く本物の予告を作成してほしいものです。
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