こんにちわ!ヤマケンです。
今日はこのブログにきていただきありがとうございます。
今年も残すところ数か月となり一年って早いなと感じる季節となってきました。一年の終わりである12月といえば皆さんどんなものを頭に思い浮かべますか?
今回の記事では12月といえば?をテーマに書いていこうと思います。ちなみに当ブログでは今までに○○といえば?をテーマにした記事を書いてきました。興味がある方は是非読んでみてください!^^
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■12月のイベント・行事や記念日といえば?
クリスマス
やはり12月のイベントといえばまっさきに思い浮かぶのがクリスマスですね。イエス・キリストの誕生日と言われていますが、実は歴史的根拠はどこにもありません。
聖書には、12/25にキリストが誕生したという記述がいっさいないのです。12/25に誕生した記述はないものの、イエスが誕生した時期に羊を外に放し放牧していたという記述から、初秋だったのではないかと言われています。
ではなぜ12/25がイエスキリストの誕生日と言われ始めたのかと言えば、キリスト教がローマ帝国で広まり始めた時代、ローマ帝国ではミトラス教という宗教が盛んであり、キリスト教はまだまだ小さい宗教でした。
ミトラス教というのは太陽神ミトラスを崇拝する宗教です。ミトラスはもともともは中東のゾロアスター教の神様でしたが、ローマに伝わったあとミトラスの人気が高まりミトラスだけを崇拝するミトラス教ができたのです。
ミトラスは12/25に誕生したという伝説があり、キリスト教が広まる前は12/25は太陽神が誕生した日を祝うものでした。
キリスト教が広まっていく過程の中でミトラス教からキリスト教へ改宗していく人も増えていきました。改宗した人々は、太陽神の誕生日をキリストの誕生日として祝うようになりました。なぜなら、キリストは全知全能の神が人間の世界におりたった姿であり、ミトラスもまた全知全能の神の数ある化身のうちの1つと考えられたからです。
つまりキリストもミトラスも全知全能の神(ヤハウェ)がとる化身の1つと考えられたのです。ミトラスもキリストも、結局は1人の神の化身、ならば12/25はイエスキリストの誕生日として祝っても問題ないだろう、という風に考えられて今のクリスマスができていくのです。
言葉だけで書くとわかりにくいですね^^;
クリスマスイブ
上述のクリスマスは12/25であり、イブは前夜をさします。12/25がメインであるはずなのですが、日本ではイブに盛り上がることがおなじみになってきています。
日本では恋人と過ごす日というのが一般的なイメージかと思いますが、海外では全く違い恋人に限らず家族や親友など自分にとって大切な人と過ごす日という認識が強いです。
別に同性同士で過ごしても寂しい思いをしているといった感覚は海外にはないようです。またクリスマスといえば生クリームをたっぷり使ったケーキを食べる習慣がありますがこれも日本独自のものです。
ヨーロッパやアメリカには日本と違い質素なケーキを食べる事のほうが多いようです。
クリスマスが日本で最初におこなわれたのは、1552年の山口県で伝道師フランシスコザビエルが日本に来日してから3年後といわれています。江戸時代はキリスト教迫害もありクリスマスを祝う習慣は広まりませんでしたが、明治以降になると徐々に庶民の間に広まっていくようになりました。
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忘年会
社会人なら誰もが参加をしたことのある忘年会も12月の定番行事といって過言ではないでしょう。
中国や韓国など東アジアでは忘年会に似た行事がありますが、欧米にはない風習です。英語文化圏ではクリスマスと対比させた非宗教的な行事として、認識されており英語でEnd of Year PartyやBounenkaiと充てられており日本固有の風習として考えられているようです。
忘年会の起源ははっきりしていませんが古い時代の文献には忘年会らしき催しを年末に行ったという記述があることから日本人は古い時代から年末に宴会を行うことが好きだったようですね。
2014年に多くの社会人を対象に忘年会は必要か不要かアンケートを行ったところ、半々で必要派と不要派に分かれました。必要派の意見として社内のコミュニケーションを円滑にしていくために、必要であるといった声が多かったようです。
不要派で多かったのは単純に面倒だからという意見です。まあ確かに会社の飲み会って色々気をつかったりして面倒な部分ってありますからね。
プライベートでも遊ぶような仕事仲間がいるなら良いですがほとんどは仕事でしか顔を合わせない人々ですから楽しくないことの方が多いかなと個人的にはおもいますね^^;
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お歳暮
12月は忙しくあわただしい時期。お歳暮の内容は比較的余裕のあるときに前もって考えておくべきでしょうね。
お歳暮は、年末にお世話になった人や親せきなどに送る贈り物を指します。親や先生などの目上の人にも送っていましたが、仕事の得意先や上司にも贈ったりします。本来はお盆の中元と同様に、年の変わり目に先祖を迎え祀る供え物だったとされています。
お正月の準備に必要な品を贈るので12/13の「事始め」という日に贈るのが習慣としてありました。ただ現代では11月下旬から12月中旬に贈るのが一般的です。
お歳暮を年内に届けられなかった場合は、お年賀として贈りましょう。失礼にあたりません。
天皇誕生日
毎年12月23日にある祝日です。
平成元年から12月23日が祝日になりましたが昭和の頃は4月29日が天皇誕生日であり祝日でした。天皇の誕生日を祝う風習は古い時代からあり天長節と呼ばれていました。
国民の祝日として扱われるようになったのは近代以降で、明治6年に祝日法により国民の祝日となりました。イブの前日であり祝日でもあるため、クリスマスイブのイベントを前倒しで天皇誕生日に行うとこもあるようです。
神道の長である天皇の誕生日にクリスマスイブのイベントをやるっていうのは微妙な感じがしますね^^;
大晦日
12月の最終日、今年もおわりかという気分になるのが大晦日ですね。
大晦日の「晦日(みそか)」とは毎月の末日のことを言い、12月の末日は一年の最終日にあたるため大晦日と呼ぶのです。
大晦日に年越そばをよく食べますが、そばは切れやすいため災厄や借金と縁を切るなど今年におきた悪いことを来年までに引き継がないようにという意味をこめて食べます。「縁切りそば」「年切りそば」「勘定そば」という呼び方があります。そして一年の区切りという意味も込めて食べます。
年越しそばとあわせて、大晦日の代名詞なのが「除夜の鐘」
旧年を贈り新しい年を迎えるため、全国のお寺で深夜24時までに108回の鐘をつきます。つくことで、厄を浄化します。鐘の音を聞きながら煩悩を取り除き、清らかなな心になって新年を迎えましょう。
まとめ
今回は12月といえば?をテーマにクリスマス・忘年会・天皇誕生日を紹介してきました。
今回の記事はいかがでしたか?この記事が皆さんの役に立てれば幸いです。それでは今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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