こんにちわ！ヤマケンです。
今日はこのブログに来ていただきありがとうございます！
エヴァに登場する使徒ってよくわからない存在ですよね。昔のテレビ版ではなぜ人類と敵対していたのか語られないまま終了してしまいました。また旧劇場版ではミサトが「人類は18番目の使徒」と語っていますがこれはどういうことなんでしょうか？
今回の記事ではエヴァの使途の正体について本編では語られていない設定などを含め解説していこうかなと思います。
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■エヴァの使徒の正体とは？
みなさんはPS2やPSPで発売されたエヴァンゲリオン2というゲームを知っていますか。2004年ぐらいに発売されたゲームで主人公シンジになって使途と戦ったり日常生活を送れるといった内容のゲームです。ストーリーは原作アニメに沿って展開されますが選択肢次第では原作にない展開もされます。
下記の画像のものがエヴァンゲリオン2のパッケージですね。
そのエヴァンゲリオン2の中でテレビ版では語られなかった設定が登場します。
アニメの産みの親の庵野秀明監督によれば本当はテレビ版でも使用するはずだった設定だったようですがストーリー展開がめちゃくちゃ(笑)になったことで使用されなかったようです。
使徒の正体とはずばり宇宙からやってきた生命体です。もっと言えばエヴァ世界にでてくる人類ももとをただせば宇宙からの生命体です。
●宇宙人ってどういうこと？
そもそもなぜ人類と使徒が戦うことになったのか。その理由は46億年前までさかのぼります。
地球が誕生するよりもはるか古代、宇宙には第一始祖民族とよばれる宇宙上ではじめて誕生した知的生命体がいました。この知的生命体は「月」と呼ばれる遺伝子がつまったものを宇宙中に飛ばしました。（なぜそんなことをしたのかは不明）
そのうちの1つが誕生間もない46億年前の地球に落下します。この地球に落下した月は「白い月」と呼ばれています。エヴァ劇中でも名前がでていますよね。この白い月に入っていた生命の種から誕生したのがアダムをはじめとした使徒。
1つの惑星には1つの「月」しか落ちないようあらかじめ調整されていたようですが原因不明の理由で地球にもう1つの「月」が落ちます。この月は「黒い月」と呼ばれるものでこの月から誕生したのがリリスをはじめとした人類です。
人類が18番目の使徒というのは使徒よりあとから飛来した生命体で同じ第一宇宙始祖民族が起源の生命体だから。
1つの惑星に2つの生命体は必要ない。だから滅ぼす。
つまりエヴァンゲリオンとは人類と使途との地球の支配権をかけた物語だったわけです。実際にこのような設定があったにもかかわらず庵野監督の暴走(笑)によりテレビ版では語られることがなくなりそのあとのゲームなどで設定が公開されるようになりました。
●使途という名称
使徒という名称は人類が勝手に名付けたものであって使徒自身が名乗っているものではありません。
またラミエルやサキエルなどの名前も人類側が聖書に登場する天使になぞらえてつけているだけなので本来は名称がない存在です。さらに1番目だとか18番目の使徒というのも人類が勝手にそう呼んでいるだけです。リリスの「白い月」から誕生したのは人類だけではなく犬や魚、鳥などの生命体です。よってペンペンも使徒なのです(笑)
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■人類と使途の違い
使途と人類は同じ第一宇宙始祖民族が作り出した生命体ですが特徴には大きな違いがあります。
上述のとおり使途は白い月から誕生した生命体で人類は黒い月から誕生した生命体です。
使途は個体間の姿や能力がまったく違います。また同じ姿をした個体は存在しません。対して人類は微妙な違いはあれど使途のように大幅に姿や能力が違うわけではありません。
使途は交配による増殖をしません。その代わり寿命というものがないうえ、圧倒的な防御力をもちます。殺されない限りは永久的に生きます。人類には寿命が存在するかわりに交配により子孫をのこすことで遺伝子を残していきます。
また使徒は知恵や知識というものがなく文明をもちません。人類は知恵や知識をもち文明を発展させることができます。
●人類と使途の共通点
人類と使徒にも共通点があります。それはATフィールドを作ることができるということです。
作中に出てきた謎の存在ATフィールドとはいわばその個体を個体たらしめている心の壁です。使徒は物理的にATフィールドを具現化し展開できますが人類にはそれはできません。
代わりに人類は心や精神というものでATフィールドを展開しています。
■使途はなぜ第三東京市を襲撃するのか
使途が第三東京市やネルフを狙う目的はジオフロント内にあるアダムまたはリリスと融合するためです。
使徒の始祖アダムと人類の始祖リリスの体はゲンドウの手によりネルフが入手していました。どちらかに触れることでアンチATフィールドを展開。サードインパクトを起こせるようになります。
エヴァのサードインパクトとは生命体のリセットを意味します。アダムあるいはリリスと接触、融合することで地球に飛来した当初の状態に戻ります。つまり使徒は人類を原初の状態に回帰させることで地球上から事実上抹殺しようとしていたのです。
原初の状態とはLCLの状態です。人類も使徒も、そしてアダムもリリスも月で飛来した当初は液体状態だったのです。しかしただの液体ではなく生命の遺伝情報がつまった液体でそこから現在のような生命体へと進化してきたのです。
旧劇場版で次々とLCLとして溶けていったのはリセットがかかり原初の状態に戻っていたということなのです。
■まとめ
今回はエヴァの使途の正体について迫ってみました。使途も人類も第一宇宙始祖民族という知的生命体により生み出された存在でもとをただせば地球外生命体だったということになりますね。
ちなみにニコニコ動画でエヴァンゲリオン2のゲームプレイ動画が見れます。知られざる設定が語られている動画がありますので興味ある人はぜひ見てみてください⇒ニコニコ動画へ
新劇場版ではこの設定は活かされるのでしょうか？それともまったく違う設定になっているのでしょうか？
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