こんにちわ!ヤマケンです。
今日はこのブログにきていただきありがとうございます^^
四月になると花粉症対策のためマスクを着ける人が増えますよね。僕は花粉症ではないのですが花粉症の人は本当につらそうだなと思います。
花粉症は遺伝的なものではなく誰でもなる可能性があると言われていますよね。事実僕の父親は20代の頃に突然花粉症にかかったと言っています。僕も今は花粉症ではないですがなりたくはないため花粉症のことを調べていました。
調べているうちにふと思ったのですが花粉症で悩む人はあまりに増えているにも関わらず原因とされている杉や檜を減少させようという事をしないのはなぜなんでしょうか。今回はスギやヒノキの伐採について色々調べてみたので記事としてまとめていこうと思います!
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■花粉症の原因・杉や檜の本数とは?
日本国内の杉や檜は現在どれくらい植林されているのでしょうか。
日本の森林面積は約2515万ヘクタールのうち41%といわれています。杉や檜は戦後に植林されたものがほとんどのため41%のうちかなりの割合を杉や檜が占めているといっていいでしょう。1ヘクタールのうち約2000~3000本が植林されているといわれておりざっくりとした計算でも約30,930,000,000本が植林されていると考えられます。
予想をはるかに超えた本数ですね^^;もし杉や檜を切り倒しても大量な数があるため処理をするためには恐ろしい程の手間と時間がかかります。
また植林は山の土砂崩れを起こしづらいようにするという目的もあります。伐採をしてしまうと今度は土砂崩れの対策をどうするのかという問題が発生します。
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■花粉症ビジネスで儲かる企業が困る?
花粉症患者が多いことでビジネスをしている企業があります。企業だけではなくお医者さんだって花粉症が発生することで儲けが出ます。
2015年の3月頃に東国原知事がTVで「政策として花粉症対策をおこないたいが杉の植林や伐採をおこなうと花粉症ビジネスで儲かる方々から圧力がかかる」と発言したことが話題となりました。本当に「圧力」がかかるのかはわかりませんが花粉症患者が減ることで困る企業や医者がいることは事実でしょう。
花粉症の市場規模は1000億円といわれています。市場規模の細かい説明を省きますが花粉症の時期のみで1000億円の流通がおこるのです。この儲けがなくなってしまうのは企業にとっていたいところでしょう。
■政府による花粉症政策
もはや社会現象ともいえる花粉症を政府はなにも対策をおこなっていないのかというとそういうわけでもなさそうです。
2015年には安倍首相のもと花粉を飛ばさない無花粉杉を日本全国に植林しようとい政策がうちだされました。2017年までには1000万本植林することを目指しているようです。
無花粉杉とは富山で発見された杉で花粉症対策において良い結果がでるのではないかと期待されています。
■まとめ
さてここまで杉や檜を伐採できないのか?ということについて書き連ねてきたわけですが調べてみた結果現状花粉症を日本から消し去るための伐採は非常に難しいと言えることがわかりました。
できたとしても30年や40年という長いスパンで考えなければいけないでしょう。
土砂崩れの問題もありますし伐採した木材をどうするのかという問題もあります。そして花粉症患者がいることで食べている企業だってあります。2017年には1000万本の無花粉杉を植林すると政府は言っていますが杉は300億はあると考えられますからたいした数ではないです。(減少効果はあるでしょうけどね。)
根本原因をなくすのはかなり時間がかかりそうです。
それでは今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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