こんにちは!ヤマケンです
今日はこのブログを読んでいただきありがとうございます
今回は確定申告の控除について・後編です
確定申告について基礎的なことが知りたいことがあった場合はこちらのページへどうぞ
また前回の控除の種類についての記事についてはこちらへどうぞ
では確定申告の控除・後編!さっそくいってみましょう
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●生命保険料控除
生命保険料控除とは名前のとおり生命保険や個人年金保険に
加入している場合に受けられる控除です
生命保険と個人年金保険それぞれに最高5万円の控除がされます
この控除の額は以下の3つのうちにあてはまる式で計算されます
・保険料が1年間で2万5千円未満だった場合は全額が控除
・保険料が1年間で2万5千円以上5万円未満だった場合は支払保険料÷2+1万2500円=控除額
・保険料が1年間で5万円以上だった場合は支払い保険料÷4+2万5000円=控除額
この計算で出された金額が控除されるわけですが
計算して出てきた金額が5万円だった場合はそれ以上の額は控除されません
つまり上限額が5万円だということです
上記の計算式で計算された生命保険料分と個人年金分の控除額を合算して控除額を出します
生命保険料と個人年金分の控除額がそれぞれ5万円以上だった場合
合算したら10万円になるわけですがこの10万円が控除額の上限額になります
つまりもし生命保険料の控除額が6万で個人年金の控除額が7万だった場合
上限額は5万なのでそれぞれ5万になり
合算すれば本来13万になるところが10万になるということですね
●地震保険料控除
地震保険料控除も名前のとおり地震保険契約が対象になる控除です
2007年から導入された控除で控除額の上限は5万円で
個人住民税で2万5000円になります
●扶養控除
養っている子供や親がいる場合に受けられる扶養控除
子供が16歳未満の場合はひとりあたり38万円で16歳から22歳までなら63万円
70歳以上の両親と住んでいた場合は58万円控除になります
離れて住んでいたとしても生計が一緒なら控除は受けられます
例えば子供が離れた地域の大学に行ってたり
地方の両親へ仕送りしていた場合でも控除できます
ただ奥さんを養っていた場合はこの扶養控除ではなく
配偶者控除になります
共働きの夫婦だった場合扶養控除を申告するのは所得の多い方がお得に控除できます
なんでかっていうと医療費控除と同じで税率の高い人のほうが
戻ってくる金額も多くなるからですね
●障害者控除
自分や家族の中に障害者がいた場合受けられるのが障害者控除ですね
一人につき27万円の控除が受けられますが
障害が重度の場合は40万円の控除が受けられます
ただこの控除を受けるには障害者手帳や市町村などから認定の書類などが
あるのが条件となります
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●寡婦(寡夫)控除
寡婦控除とは離婚・死別などによって配偶者と別れた夫婦が
子育てをしている場合に受けられる控除です
この控除は再婚するまで27万円の控除が受けられます
また奥さんに限りますが育てている子供がいてかつ所得金額が500万円以下だった場合
35万円のこうじょがうけられます
ただし子供がいたとしても元々結婚していた場合に限ります
結婚はしておらず子供がいた場合は受けられないのです
●勤労学生控除
働きながら勉強する学生さんだった場合受けられます
もちろん働いていなかった場合は受けられないっす
残念!
控除額は27万円になります
この控除は条件付きで指定された公立・私立・専修学校などの生徒で
年間の収入が130万円未満であった場合のみ受けられる控除です
130万以上だった場合は受けられません
この控除は高校生や通信教育に夜間学校そして中学生でも受けられます!
中学生でバイトするような子はなかなかいないでしょうけどね^^;
●社会保険料控除
健康保険料と年金保険料の全額が控除できるのが社会保険料控除です
これは国民健康保険でも社会保険でもどちらでも控除できます
ただし国民健康保険の場合は支払ったことを証明する書類が必要になってきます
●寄付金控除
赤十字や地方公共団体などに5000円以上を寄付した場合に受けられる控除です
大学に入学するときに払う寄付金は対象外だそうです
ぼくは大学行ったことないのでわからないんですが大学入学時に寄付金払うんですか?
●小規模企業共済等掛金控除
さて最後の小規模企業共済等掛金控除ですがこれは
サラリーマンやフリーターには関係のない控除です
フリーランスや個人事業主として働いている人々が加入しているのが
小規模企業共済です
個人で仕事をしていた場合サラリーマンと違い退職金はどこからもでません
なのでフリーランスなどの人はこの共済に加入して掛金を支払い
仕事をやめた場合に退職金としてもらえるようにしておきます
つまりこの控除はその支払った掛金にたいして受けられるものとなります
■まとめ
いやあ簡潔にですが14種類ある控除のことをまとめてみました
ご理解はできましたでしょうか?
力になれれば幸いです
では今日はここまでです
最後までお読みいただきありがとうございました!
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